こちらの記事では、鳥山明がデザイナーとして関わったゲームをまとめました!
鳥山明と言えば「ドラゴンボール」「ドクタースランプ アラレちゃん」などの漫画家として有名ですが、「ドラゴンクエストシリーズ」などのゲームのデザイナーとしても活躍しています。
今回は、鳥山明がデザインしたゲームの中でも、初期のファミコンやスーパーファミコンなど、レトロゲームを中心にピックアップしてみました。
ドラゴンクエスト1
1986年に発売された、ドラゴンクエストシリーズの原点となる作品です。勇者ロトの血を引く主人公と、本作のラスボスである竜王の第2形態が戦う、物語のクライマックスを描いたイラストがカッコイイですね。
ドラゴンクエスト2 悪霊の神々
1987年に発売された、ドラゴンクエストシリーズの第2弾です。前作から100年後、勇者の血を引くローレシアの王子、サマルトリアの王子、ムーンブルクの王女、そして悪の大神官ハーゴンが描かれています。また、真のボスであるシドーがうっすらといるのも、黒幕って感じがしていいですね。
ドラゴンクエスト3 そして伝説へ…
1988年に発売された、ドラゴンクエストシリーズの第3弾です。1作目と2作目の主人公の先祖にあたる、伝説の勇者ロトの物語。キャラクターの性別や職業を自由に選べるシステムが導入され、勇者を中心に、戦士、魔法使い、武闘家、僧侶、賢者のイラストが描かれています。各職業のデザインは、後世に多大な影響を与えました。
ドラゴンクエスト4 導かれし者たち
1988年に発売された、ドラゴンクエストシリーズの第4弾です。前作までのロトシリーズが終わり、5.6と共に天空シリーズと呼ばれる第一作目。主人公が男女に分かれており、パッケージに両者が描かれているのが良いですね。
ドラゴンクエスト5 天空の花嫁
1992年に発売された、ドラゴンクエストシリーズの第5弾です。シリーズ初のスーパーファミコンでの発売となりました。モンスターを仲間にできるシステムや、主人公が少年時代から成長し、妻を選び、子どもが生まれるなど、時間の流れが大きいのが特徴です。魔物使いの主人公、妻のビアンカ、仲間のスライムやキラーパンサーの鮮やかなイラストが最高ですね。
ドラゴンクエスト6 幻の大地
1992年に発売された、ドラゴンクエストシリーズの第6弾です。3以来の転職システムや、5に続くモンスターを仲間にできるシステムなど、盛りだくさんになった天空シリーズの完結編。ドラゴンに乗る主人公、ハッサン、ミレーユと、しれっとラスボスのデスタムーアがいるあたり、初期のパッケージのテイストに近い感じがありますね。
トルネコの大冒険 不思議のダンジョン
1993年に発売された、不思議のダンジョンシリーズの第1作目。ドラゴンクエスト4に登場した仲間のトルネコが主人公となり、ドラクエでお馴染みの武器や呪文(巻物)を駆使して、不思議のダンジョンを攻略していくローグライクゲームです。
クロノトリガー
1995年にスクウェアから発売された大ヒット作。ファイナルファンタジーシリーズの生みの親である坂口博信と、ドラゴンクエストシリーズのシナリオを務める堀井雄二、キャラクターデザインに鳥山明と、人気シリーズの夢のコラボのような作品です。
ゴーゴーアックマン
]
1994年にバンプレストから発売されたアクションゲーム。Vジャンプにて鳥山明が連載していた「GO!GO!ACKMAN」が元になって作られました。SFCでは3作発売され、ゲームボーイでも発売されています。
TOBAL No.1(トバルナンバーワン)
1996年にプレイステーションで発売された格闘ゲーム。キャラクターデザインや設定、世界観を鳥山明が手掛けており、鳥山明のカラーがかなり色濃く出た作品です。続編のトバル2も鳥山明が手掛けています。
ブルードラゴン
2006年にXBOX 360で発売された作品です。キャラクターデザインを鳥山明が担当しています。こちらはアニメのイメージ画像ですが、鳥山明の特徴が良く出た個性的なキャラクターがイイですね。
サンドランド
2024年4月に発売となる、鳥山明の漫画「サンドランド」を元にしたゲーム。2023年には映画が公開された本編の続編となり、ベルゼブブ、ラオ、シーフの新たな大冒険が描かれます。鳥山明は、新キャラである天使のムニエルの設定とデザイン、アンなどのデザイン、エピソードなどで制作に参加しています。
唯一無二の世界観
鳥山明がデザイナーとして関わったゲームは、どれも後世に影響を与えた作品ばかりで、鳥山明のデザイン力の高さと、唯一の無二の世界観をビシビシと感じますね。
残念ながら2024年3月1日に亡くなってしまいましたが、鳥山明の作品は人類に永遠に愛されていくほどの宝物だと思います!